ふれあいサロン詳細
(1) 参加者、運営の担い手
サロンは地域住民、誰でも参加できる場で、参加者とボランティアが共に、運営するものです。サロンの参加者も、ある時は「利用者」、ある時は「運営の担い手」として、できる部分でそれぞれ役割を持っていただきましょう。
なお、サロンは参加者やボランティアの日常生活に支障が無い日程で行うことが原則で、特定の人に負担がかかり過ぎないようにしましょう。
また、定年後の方(『団塊の世代』)にも社会活動の参加の場として参画いただきましょう。
(2) 開催場所
サロンの開催場所は、参加者が仲間と会うために歩いていける範囲
気軽にちょっと集まれる場所
費用をかけずに、だれでも気軽に利用できるところ
例えば:自治会館・個人のお宅・お寺など
(3) 活動内容
参加者がそれぞれの興味や関心に合わせて自由な考えでプログラムを作ることができます。
活動内容の考え方
楽しめるプログラムをつくる
きちんとしたスケジュールやプログラムをたてて進めるというより、 参加者が何をしたいかを話し合い、それを決めていくこと、楽しむことが肝心です。 参加者の気分や季節、天気によってその日の活動内容が変わっても、メンバーが決めたことなら問題は無いでしょう。
きちんとしたスケジュールやプログラムをたてて進めるというより、 参加者が何をしたいかを話し合い、それを決めていくこと、楽しむことが肝心です。 参加者の気分や季節、天気によってその日の活動内容が変わっても、メンバーが決めたことなら問題は無いでしょう。
プログラムの例
活動メニューは、生活、文化、趣味等いろいろなものが無限大にあります。
- 無理なく体を動かす体操(健康体操指遊び・手遊び・ストレッチ体操・マッサージ)
- 体を動かす競技やゲーム(風船バレー・ペタンク等)
- 手芸、美術(絵画)、書道に関するメニュー
- 音楽に関するメニュー(合奏・合唱・カラオケ・音楽鑑賞・民謡)
- 地域の子どもたちとの交流メニュー(保育園児との昼食会)
- 伝統伝承に関するメニュー(児童、生徒を対象とした伝統講座)
- トランプ、碁、将棋などのゲーム
- おしゃべり
- 会食(調理)、茶話会
- テレビ
- 野外活動(散歩・園芸教室など)
- 季節の行事(お花見)
- なお、これらのプログラムに参加できない方もおられると思いますので、プログラムに縛られ過ぎない運営も大切です。
- 名前を覚えてもらうために、名札を作ってみるのもよいでしょう。
一口メモ こんなことにも気をつけて
- 食中毒防止、衛生管理
- 参加者のプライバシー保護や守秘義務
- 緊急連絡先の管理方法
- 万一の事故に備えて参加者もボランティアも保険に加入
(4) 費用の考え方
費用を極力かけずに楽しむことが基本ですが、食材料費として1回100円程度(200円~400円までの範囲に留める)ご負担いただければ、参加者も逆に恐縮されなくて良いと思います。
活動開始に向けて、心配なこと、困難なことがあれば社会福祉協議会などが相談に乗り支援をさせていただきます。